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no title 56
雨の中で噴水があがる
水滴が大気でひとつになる
風がやみ
ぼくらは ぼくらは、


揃いの靴を履いて歩いたね
よる と あさ の 境い目が知りたくて


雨を染み込ませた地面がそっと弾力を持ち
ぼくらの両足を飲み込もうとする
音もたてずに
ぼくらは ぼく ら、


知らないあいだに同じ背丈が
少しずつずれてゆくことに
気付かないふりで
知らないふりで

湿った夏を ぼくらのものに
秋がそっと風になって
ひざこぞうをなぜるだろうから

ねこぜのきみ
まえがみの のびたぼく
おなじくつをはいた ぼくら
ポケットに 貝殻
きみのひだりて には ぼくらのこいしを
ぼくのみぎて には ぼくらの朝顔を

そうして 湿った夏 を ぼく らの ものに
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2009.09.07 00:00 |  | comment[0] trackback[0] TOP↑
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