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no title 25
やさしいぼくになりたいの
ひとりの、やさしいぼくに
そよそよながれるあきかぜ
かすれたちいさなうたごえ
そういうようなものたちを
あつめてあつめてとかして
やさしいぼくになりたいの
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2007.09.29 00:04 |  | comment[0] trackback[0] TOP↑
no title 23
ね、どうしよう
だってぼくは
ひとりなのに



夢の中の朱色が忘れられない
あの大きな建物と、
どこまでも続くみずうみと



つまさきがきれいなかたちで
きみをささえているまよなか



縞模様のリボンを揺らして
スキップをしている僕たち
靴の中でちいさな石ころが
ソプラノをひびかせている
2007.09.15 23:57 | ぽつぽつ | comment[0] trackback[0] TOP↑
no title 22
僕はずっとさみしいのかな
かなしいのかな
夜はずっと暗くて
星座をみおろすみたいに
睫をふせているのかな
また明日、のあとみたいに
泣きたくなるのかな
ずっと
膝をかかえてゆくのかな
蝉はずっと鳴いているようで
きちんと死んでゆくのに
僕はそれを数えるだけの
指で数をかぞえるだけの、
2007.09.15 00:59 |  | comment[0] trackback[0] TOP↑
墜落
僕が落ちてゆく
きみの空耳
夜に咲いた朝顔
聞こえないさよならを抱いて

僕が落ちてゆく
喉仏のゆくえ
昨日見たさよなら
僕の足場を割る白い感覚

いつの間にか夜だったけど
空々しいひとりごとにつけた
旋律を絡ませて
捨てた しあさってのともだち
2007.09.15 00:54 |  | comment[0] trackback[0] TOP↑
shoe
靴の中で泣いている僕達

ひどく、さみしいから
僕は靴紐を結び直した
さよなら も
さよなら も
みえなくなった、朝に
夢の中の虹色を取り出している
ここは何処だろう
まだ、
僕はさみしい

切れそうな靴紐で
繋いでいる昨日を
夢の中で作り直している僕達
僕と 僕
まだ、
僕はさみしい
2007.09.15 00:51 |  | comment[0] trackback[0] TOP↑
no title 21
雨音の中、僕はずっと、偽物の蛾の夢を見ていた。
作り物の羽には触れられない。
指についた鱗粉を払わずにそっとしておいたから、
僕の指はもう蛾と同じなのだった。
夜。を、探していた、いつも。
知らない国の言葉でさよならを歌う旋律が頭から離れない。
結局、ずっと同じところを見ていた、から、
何処にも行けずに、何にもなれずに、此処でまだ、ひとりぼっちの。
動かない蛾の模様をじっと見つめて背筋を凍らせる、僕の、
偽物の指先に海を作りたかった、ので、
鯨の呼吸を探してまず裸足になった。
土の匂いも流してしまった、季節に迷い込んだ雨が、
僕の頬に染み込んでいる。
2007.09.13 02:39 |  | comment[0] trackback[0] TOP↑
夜のとかげ
ちいさなめ はいつも夜なのでしょう
ぼくのてのなかで
しんぞうをひくひくとうごかして
いきをひそめているきみは
いつも夜をだいじにとじこめて
そのめ をこちらにむけるのでしょう

しろいからだを
ぺたぺたとならして
夜をよこぎる とかげ
きみのめ をみせて
2007.09.09 18:59 |  | comment[0] trackback[0] TOP↑
no title 20
椅子に腰掛けた音を
記憶して
あなたは珈琲を淹れました
夜のような音をさせて

スプーンを握った指に
力を入れて
僕は歌をうたいました
幸せのような声をさせて

みえない、
重なった雲の先にも
海の気配にも
僕は憧れて生きてゆくのです
ちいさな部屋で
膝を抱えた子供が
遠くで指をはじくような
背中のかたちで
2007.09.06 01:58 |  | comment[0] trackback[0] TOP↑
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