スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 |   TOP↑
no title 6
さみしがりやの たとえばぼくが
電子レンジのドアのまえ
ノックをしようと右手出す
中では回るミートパイ
きのうの残りが湯気をだし
うさぎの匂いをさせながら
引っ掻き傷をなめている
深爪小指じんじんと
あかいあかりにてらされて
握る右手が音をたて
さみしがりやのうさぎのパイも
中からぼくを呼んでいる
スポンサーサイト
2007.02.19 23:00 |  | comment[0] trackback[0] TOP↑
no title 5
ねぇ、昨日は僕には、はやすぎました。



遠くで声がする
さよなら、さよなら、



ゆれて、ゆれた、きみの、こえ



ここにいて
ここにいないで
わからないけど
さみしいだけ



知らないよ
ああまた傷つけた



ここまで来てほしい
ねぇ、待ってるから
できるだけ
きみのことを想っているから



僕はここでひとりぼっちで
すこし泣きそうな声で
うたっている
2007.02.13 00:44 | ぽつぽつ | comment[0] trackback[0] TOP↑
集める
ほら、あらゆる物は僕の知らないあいだに煌めいている!

星のかたちのビーズと右手のかたちのリボンのブローチ。反射、反射の一瞬にきらり!ここは四角い部屋、ここは紫陽花畑の真ん中、ここは土の中。たれかの落とした青色を今日も僕は探して歩いている。さようなら!ふいに別れの挨拶。ここではたれもが出逢った瞬間にさよならをする。足元で煌めいた青色。壜に蓋をする、麻袋の口を閉める、目蓋を閉じて飲み込みもする。嗚呼、青色!さようなら!ああ、さようなら、ごきげんよう!彼の耳で煌めいた青色。どうか落とさぬよう!さようなら!飲み込んだ青色が、今にも流れ出しそうに煌めいた、僕の左手が昼間の三日月を指さしている!
2007.02.08 00:59 | ひとりごと | comment[0] trackback[0] TOP↑
no title4
神さまは指から、足首から、
僕はきっとひとさし指からつくられた
つくる。
爪のかたちをなぞって きみの
眼の色が決まった
神さまは指から、足首から、
夜はきっとさよならからうまれた
朝の。
鳥のはばたきをなぞって きみの
くるぶしのかたちが決まった
神さまは指から、足首から、ほら。
2007.02.02 00:25 |  | comment[0] trackback[0] TOP↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。